士業(税理士法人)における、法人リスキリング研修からAIコンサルティングへ展開した導入事例。全社員へのAI研修で土台を作った後、会計・税務という専門業務そのものへのAI適用を伴走支援するクロスセルへ発展させた。「研修で終わらせず、現場業務の高度化まで踏み込む」という支援モデルを体現した好例。

同社は会計・税務を主業務とする士業法人であり、専門性の高い定型・非定型業務を多く抱える現場で、AIをどう実務レベルに落とし込むかが課題だった。出発点は全社員を対象とした法人リスキリング研修で、ここでAIツールの基礎操作・プロンプト設計・業務への当てはめ方を組織横断で習得。研修によって「使える人材」の母集団が広がったことで、次の論点は「では自分たちの会計・税務業務のどこに、どう組み込むか」という個別具体の設計へと自然に移っていった。
そこで研修に続けて提供したのがAIコンサルティングだ。汎用的なAIリテラシー教育から一段踏み込み、会計・税務業務の実プロセスを対象に、どの工程をAIで置き換え・支援できるかを棚卸しし、活用の高度化を伴走した。士業特有の正確性・機密性の要求を踏まえながら、業務フローに沿った現実的なAI活用シナリオを設計・具体化していく支援である。
本事例のポイントは、研修とコンサルを分断せず「触れる人を増やす(研修)→ 現場業務に効かせる(コンサル)」という一本のジャーニーとして接続した点にある。研修だけでは往々にして「学んだが業務が変わらない」で止まりがちだが、続くコンサルフェーズで業務そのものへの適用まで踏み込むことで、投資が実務の生産性に転換されていく。研修を入口に、専門業務のAI高度化までワンストップで支援する型を、士業領域で実証したクロスセル事例といえる。
導入前の課題と、AI活用支援によって変わったポイント。
要件定義から実装まで、デジライズが元請・PMとして伴走した具体的な流れ。
本案件で構築した主な機能群。
この開発で採用した主要な技術と、その役割。
規模: 税理士法人・全社員規模のAIリスキリング研修を起点とした導入
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