飲食・宿泊業を営む同社は、AIによる開発・自動化を外注に頼らず社内で回せる体制の構築を目指した。同社ではClaude Codeを軸に、20名規模・全8回の実践研修と伴走支援を組み合わせた内製化プログラムを設計。研修と現場での実装伴走を一本の線でつなぎ、受講者が自らツールを作り運用できる状態への到達を狙う。本稿執筆時点では契約合意段階まで到達している。

飲食・宿泊業を営む同社が抱えていたのは、「AI開発・自動化を組織に定着させたい」という明確な課題だった。個別の業務改善ツールを外注で作るのではなく、社内メンバー自身がAIエージェントを操り、日々の業務課題を自分たちの手でコード化・自動化できる状態——すなわち内製開発力そのものを組織の資産にすることが狙いである。そのために求められたのは、単発のツール導入ではなく、20名規模での体系的な実践研修と、現場に根づかせるための継続的な伴走だった。
本プログラムの中核に据えたのがAnthropicのClaude Codeである。ターミナル上でエージェントに自然言語で指示し、ファイル操作・コード生成・コマンド実行・デバッグまでを一貫して任せられるこの環境を、非エンジニアを含む受講者20名が「触る→自分仕様にする→定型化→自動化」の順で段階的に習得できるよう、全8回のカリキュラムとして構造化した。各回は動画教材による事前インプットとハンズオンのワークショップを組み合わせ、受講者が実際に自分の業務を題材にツールを組み立てながら理解を深める設計とした。CLAUDE.mdによる文脈設計、独自コマンドやSkillの作成、外部連携といったテーマを回を追って積み上げ、最終的には受講者が業務の定型作業をエージェントに任せられるレベルを目指す。
技術面のアプローチは、Claude Codeを「学ぶ対象」であると同時に「作る道具」として使い倒す点に特徴がある。受講者はClaude Codeを用いて自分専用の設定ファイルや再利用可能なコマンド群を組み立て、実際の業務フローに接続していく。研修で終わらせず、A・B2つの支援プランを統合した伴走型のコンサルティングを並走させることで、研修後も社内に定着し続ける内製サイクルを支える。本件はClaude Codeコンサルの旗艦事例候補として位置づけられている。
導入前の課題と、AI活用支援によって変わったポイント。
要件定義から実装まで、デジライズが元請・PMとして伴走した具体的な流れ。
本案件で構築した主な機能群。
この開発で採用した主要な技術と、その役割。
規模: 受講者20名規模・全8回の実践研修+伴走支援
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