中小企業の経営支援を手がける大手企業に対し、組織のAI活用度を定量的に可視化する組織診断サーベイを起点に、AIコンサルティングまでを一気通貫で提供した導入事例。自社およびクライアント企業へのAI活用推進というテーマに対し、まず「どの部門・階層で活用が進み、どこが空白か」を数値で把握したうえで、課題抽出から活用推進策の実装までを伴走支援した。「サーベイ→コンサル」という導線の有効性を実証した好例である。

同社は中小企業の経営支援を主力とする大手企業で、自社およびクライアント企業へのAI活用推進を重要な事業テーマに掲げていた。しかし組織のAI習熟度が定量的に可視化されておらず、「どこから手をつけ、どの部門を優先すべきか」という推進の打ち手が定まらないという課題を抱えていた。支援する立場でありながら、自社のAI活用度そのものが不可視だったのである。
そこで本プロジェクトでは、まず「AI組織診断サーベイ」を実施し、組織全体のAI活用度を定量データとして可視化した。設問設計は、AIツールの利用実態・活用スキル・活用意欲・業務適用度といった複数の観点を部門別・階層別にスコア化する構造とし、集計結果を部門×階層のマトリクスで示すことで、活用が進んでいる領域と空白になっている領域を一目で把握できるようにした。診断は単なるアンケートに留めず、活用推進のロードマップを描くための「現在地の測定」として位置づけている。
続くフェーズでは、この診断結果を出発点にAIコンサルティングを提供した。可視化されたスコアから優先課題を抽出し、活用度の低い部門への底上げ施策、活用が進む部門のベストプラクティス横展開、経営層向けの推進方針といった打ち手を、データの裏付けとともに設計・伴走支援した。定性的な印象論ではなく定量サーベイを起点に据えたことで、施策の優先順位づけと合意形成がスムーズに進み、「サーベイ→コンサル」という支援導線の有効性を実証する成果につながった。
導入前の課題と、AI活用支援によって変わったポイント。
要件定義から実装まで、デジライズが元請・PMとして伴走した具体的な流れ。
本案件で構築した主な機能群。
この開発で採用した主要な技術と、その役割。
規模: 経営支援を手がける大手企業向けの、組織全体を対象とした診断・コンサル案件
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